2024.03.25
「大和川流域と高安山-その歴史と文化-」
常設展「大和川流域と高安山-その歴史と文化-」は、「掘り起こされた八尾の歴史」「大和川付替えと河内木綿」「写真と資料でみる八尾の風景」の3つのテーマで構成されています。
発掘調査からわかること、大和川と河内木綿の歴史、八尾の景観をつくってきた様々な出来事などを紹介することで、八尾の魅力を発信しています。
■掘り起こされた八尾の歴史
八尾市内には80を超える遺跡があります。八尾市は市域の約2/3が遺跡範囲に指定され、全国的にも例をみないほどの遺跡が密集した地域です。ここでは、発掘調査によって知ることができた八尾の歴史について紹介します。
■大和川の付替えと河内木綿
宝永元年(1704)に大和川が付け替えると、それまでの川床は新田が作られ、綿が栽培されました。綿栽培や木綿織はそれ以前から有名でしたが、付け替えにより更に発展しました。
■写真でみる八尾の風景
現在の八尾市はほとんど宅地になり、市街地が密集しています。しかし、数年前までは農地の広がる田園地帯でした。ここでは、写真から八尾の移り変わりを学ぶことができます。
■八尾の歯ブラシ(2階展示スペース)
明治時代より八尾の地場産業である歯ブラシの製造道具などを展示しています。